「俯瞰」でわかる決算書 [ 中村 亨 ]
「俯瞰」でわかる決算書
B/S
P/L
CF
いろんな本を読んではいるもののイマイチ分かっていない。
分かっていないことが分かったので、何かいい本がないかなぁと本屋さんにいってこれに決めました!
俯瞰はフカンって読みます。
一歩引いて全体から見て、それからブームインしようっていうコンセプトの元に決算書を見る。
これが分かりやすいです。
しかも、理屈は置いておいて、まず見てみよう!っていう姿勢は他にはなくて新鮮だし、いうだけのことはありました。
引用している決算書の出所の会社も誰もが知っているし、途中で飽きないです。
そう、この手の本でいうと、途中で飽きてしまうっていうのが多いこと多いこと。
ざっとも読めるし、じっくりも読めるし、それは読者の時間に合わせさせてもらう点もいいです。
B/SとP/Lはとても分かりやすかったです。
CFに関しては初心者にはちょっと厳しいかと感じる部分が多かったです。
内容は楽しめるし、理解できますが、もう一歩のところにあえて自分から踏み入れようとすると混乱してしまうことが若干ありました。
でも、それって自分で俯瞰して決算書を読もうとしているわけで、その結果、戸惑うのも勉強の1つだとすれば、作者の思惑にはまってしまったのかもしれません。
作者の中村さん、ステキな本を本当にありがとう!
はっきりいって決算書はだいっきらいでした。
でも、企業のホームページみたついでにIR情報を見るようになりましたよ。