臼井由妃さんの「1週間は金曜日から始めなさい」から得たこと

光栄にもブログにコメントいただいた「マネーの虎」に出演されていた臼井由妃さん の本をゆっくり読んでいたのですが、ようやく読み終えました。

時間活用術は現場の方が情報発信することが多く、いくつか参考にしていたのですが、社長が発信する時間活用術、とても興味深く、そして得る物が多かったです。

同じラジオ好きっていうのもなんかうれしかったなぁ。

1週間は金曜日から始めなさい 仕事と人生が楽しくなる時間活用術/臼井 由妃
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自分自身が、育児休暇を取得して、育児+仕事というのを今の実践しているのですが、

こういう発想でくるのかぁ

と驚く内容が多かったです。

タイムマネジメントができない人、かつての自分もそうだったのですが、

○○をやめれば××できるという「引き算の発想」

の方多いですよね。この本のP19あたりでは逆の「足し算の発想」が書かれています。

時間がなくても、「あれも、これも」と積極的にチャレンジする「足し算の発想」、本に書かれているとおり、出来る人はこの発想をしているなと感じること多いです。


この本で気がついたのは、他の本では推奨している「ながら勉強」はダメという部分。P24にありますが、自分の経験上もこれは「成果のない行為の満足」です。


時間密度を高める方法としてP26に具体的に書いていますが、

どうせ○○するんだったらついでに××

っていうのはこれから使わせていただきます。


さて、本のタイトルにある「金曜日から始めなさい」の説明はP77から書いています。
金曜日は「攻撃の日」と臼井さんは名付けており、翌週の仕事の準備をして「月曜からやることハッキリ、用意もバッチリ」状態にする日、それが金曜日です。

金曜日にホッと一息じゃない発想、勉強になりました。


P92の手帳のイラストですが、自分が使っている手帳とその利用方法、ずばり同じでした。

電車で読んでいて「あっ!」といってしまったぐらい、正直、うれしかったです。

P108の「時間の手綱を渡すな」というのは、即使っています。
でも、こちらから時間指定してアポイントを取るのは慣れてもなかなか難しいです。

P120はワークライフバランスコンサルタント養成講座の最後の試験のプレゼンに使えるネタでした。
一生懸命相手に話せば話すほど伝わらない、ほんとそうです。

P124には「相手を説得させるのは、質問形式」「事実と意見を分けて話す」はなぜそうなのかが、本を読むと非常に理解できると思います。

P126の「初対面の人にはフルネーム」これは実際に使うと、本にかいてあることを体感できました。

P143は部下マネジメントです。
部下マネジメントは上司マネジメントよりグンと難しいです。
そのコツを一言でまとめるあたりが、臼井さんの苦労というか人間味が知れて感動しました。
「ありがとう」「やるじゃん」「すごい」っていうのはいろんな本にかいてありますが、それって実際にやってみるとかなり恥ずかしいです。
なんでかなぁって思っていたのすが、
「その人の人間性を評価」
するのが、なんとなく恥ずかしいし、わざとらしいし。
そこを「いい仕事しているね」っていう一言、そうそう、そういうのを知りたかったんです!
ちょっとなんでも鑑定団っぽい感じもしますけどね。

最後に「あとがき」。
あとがきっていままでの振り返りとして書く方が多いのですが、臼井さんは違いました。

「最後まであきらめない!」っていう気持ちがとても伝わったいい本でした。

魔法の言葉「かきくけこ」できちんと本の内容を振り返っているのもすごいです。

か‥簡単にすることで思考も整理し無駄もなくなる
き‥興味がある方を優先的に
く‥グレー時間を減らす
け‥決断は15分で
こ‥行動あるのみ