渡邉美樹さんの「夢に日付を!」から得たこと
ワタミの社長の渡邉美樹さん、ワークライフバランスのヒントになる内容も多いことから、じーくり読むことにしました。
ちょうど、自分自身が手帳を数年前から使うようになったので、そのヒントも得ようと。
P14には
「夢をかなえることが人生の目的じゃない。その夢に向かってするべきことをすることが大切」
とあります。これってなかなか気づかないです。
その姿勢でがんばっている人にこそ、人は手をさしのべてくれるということがP18にあります。
ワークライフバランスでとても参考になったのがP24からです。
ワークライフバランスは仕事と生活の2つの柱で分類しています。
しかし、渡邉さんは人生を6つの柱で考えています。
①仕事
②家庭
③教養
④財産
⑤趣味
⑥健康
社会人10年目の自分には、どれも大切で人生設計においてバランス良く考える必要があると感じました。
ワークライフバランスの「ライフ」は②~⑥で細かく分類すると、もっとイメージしやすいですね。
そして、この6つの柱はバランスを崩して良いと書かれていました。ただし、やがてはバランスを取っていき、最終的にはそんなことに意識しなくてもいいのが理想と書いています。
そうすることで、7本目の柱の「ミッション(自分が生まれてきた使命)」が見えてくるとも。
ただし、30代ぐらいであれば、とてもよく理解できるのですが、学生や新人さんにはひょっとしたら、この分類をすることでワークライフバランスを悩ませてしまうのかもしれません。
P29では大切なことが2つありました。
1つめは、全ての物事は4つに分けられるってことです。
X-Y軸で、緊急か重要かどうかのマトリックスで説明しているので、ぜひ参考にしてみてください。
もう1つが、渡邉さん自身がしていることで、自分もマネしたことです。
それは、「父子勉強会」。
週に2時間、お子さんと勉強会をしているということです。
自分が身につけたことはやはり誰かに伝えたいので、物心ついてからではなく、いまのうちから父親として伝えていこうと思いました。
今回の本は図解で非常にわかりやすかったので、ワークライフバランスの入門本として読まれるといいと思います。