大串亜由美さんに会ってきました!
丸善さんのイベントで、大串亜由美さんに会ってきました。
こちらの本の出版記念講演会でした。
大串さんについては、初めて知ったのはこちらの本です。
実は私自身がアガリ癖だし、人付き合いが苦手なので、この本からヒントを得ようと思い、購入。
実際、大串さんのスピーチの例がCDであり、すごく参考になりました。
そのときから、研修女王という肩書きのある大串さんに会いたい!って思って1年ぐらい。
ようやくチャンス到来となったのです。
大串さんの研修スタイルは「参加型&実践型」とご本人が話されていましたが、隣前後の方を実際に実演したりというだけあって、すごい活気のある講演会でした。
資料もパワーポイントでしっかりと作っていたので、無料の講演会なのに、力を緩めないあたり、すごいです。
本にもありますが、「一流」の条件を最初に説明。
…といっても、隣の方と自分はどう思うかをディスカッションするところからスタートです。
③不合格
(マニュアルやルールを無視した行動)
②合格(マニュアルやルール通りの正解一筋、みんな同じ行動)
①一流(Step1:マニュアルを理解し、Step2:それを使いこなす)
と話していました。
③から②へは努力次第で行けるのですが、②から①へはかなり難しいですね。
さらに②と①の違いの説明が続きます。
②の合格は相対評価で一番を目指し、①の一流は絶対評価で人と比べません。
また①の一流は、Howを理解し、さらにWhyも理解するということです。
逆にいうと、合格はWhyを理解しないのです。
日常で、マニュアル通りの行動を店員がして困ったことありませんか?
その他にも、いろいろと大串さん流の考え方が炸裂します。
・ビジネスで自然体でいるのは、準備がかなり必要
・「感情や意見」で聞くことは「事実」と違うことが多い
・見方を変えることが必要(方法①リフレーミング、②ヘルコプタービュー)
・リマインド(納期に合わせて事前にチェックメールをする)は相手に謝らせない手段
・アサーティブは自分の考えをいう一方で、あえて言わない選択肢も必要
・話を割ってはいるときには、その人が直前にいったキーワードを使う(「あのぅ、・・・についてですが」という感じで)
・嫌な人を反面教師として見るのはほどほどに。嫌な面を見ると知らず知らずうつるので、見ないのも方法
という内容は、講演会に参加していないと分からないと思います。
備忘録に近くてごめんなさい。
私自身、仕事上では「周りに気を遣いすぎだ」と注意されることが多かったのですが、本日の講演で、大串さんの
「配慮はするけど、遠慮はしない」
という一言が心にずっしりと響き、明日からの実践に活かせるセミナーでした。