勝間和代×飯田泰之 トークライブ(感想とまとめ)

昨日、


勝間和代×飯田泰之 トークライブ


に参加する為に、エンターブレインさんに行ってきました。


目的は2つ。


1)今の日本経済に関して広く浅く情報を入手したかった

2)エンターブレインさんに行ってみたかった


2)に関しては、小さい頃から読んでいたファミ通でお馴染みのエンターブレインさんはどういう会社か、自分の目で見たかったので、まぁ、さすがに探索はできなかったですが、雰囲気を味わえて大満足です。


さて、内容です。


飯田泰之さんがメインで、勝間さんといっしょに日本経済に関して考えるっていう感じでした。


なので、勝間さんをメインで考えていた方(会場には何人かいましたが)は、不満の独り言を発するひとがチラホラ。


そもそも、デフレとは何か?という基本的なことから入っていったので、目的1)を実現するにはちょうど良かったです。


デフレ=一般物価水準


です。


総務省統計局の小売り物価統計調査のグラフには、ジーンズが10年前も今も7000円でほぼ変わらないのですが、



1000円以下のジーンズが流行っているのに、どんだけ高いジーンズをはいているんだ


っていう勝間さんのツッコミがすかさず入りました。


同じように、理髪料も1000円カットが流行っているのに、10年前とほぼ横ばい。


消費者物価指数とGDPデフレーターに関しては、ここ20年間で、2回ほど、グンと上向く場面がありました。


みなさん、なぜかわかります?


・・・。


それでは、正解です。


1998年あたりの上昇:消費税

2008年あたりの上昇:原油価格高騰


それぞれイベントとして、過去にあったことは分かっていますが、関連があるんですね。


また、人件費に関して、勝間さんが話していたのは、


「企業は人件費を下げる為に、いまは、自然減の退職者の補充を行わないようにしている」


と。みなさんの会社でも思い当たりませんか?


新人を採らないっていうことですよね。


あとは、経済用語で、


・フィリップ曲線

・賃金の下方硬直性

・クラウディングアウト

ヒエラルキー

・バイアス

など用語が飛び交いましたが、さっぱり分かりませんでした。


改めて調べると、


フィリップ曲線:デフレだと失業率が増えるという話で使っていました

賃金の下方硬直性:賃金は一度UPすると下げるのは難しいということのようです。

クラウディングアウト:政府支出が、民間投資を押しのけてしまうというらしいです。

ヒエラルキー:ピラミッドのような階層構造のこと
・バイアス:先入観や偏見


っていうことのようです。



今回、最も役に立ったのは、次の点です。


消費者物価指数には2つある。


消費者物価指数(※石油や生鮮食品などものすごく左右されやすい物)

消費者物価指数[コアコア]


②は上の※を除いた物です。


グラフ化すると分かるのですが、①はかなり上限の振動が激しいのですが、②は0~-1.0%の中にとどまっています。



今回の参加をキッカケに、経済に関して、勉強するとっかかりになりました。


現在は、


無料で学べるHP「金融大学


で勉強中です。


その他、


少子高齢化は韓国や台湾でも同じなのに、がんばっている

・日本企業は折角育てた人材を大切にせず、海外がそういう人に目を付けている


などありました。