ヤッパの伊藤正裕さんに会ってきました!

iphoneを使っていて、はじめに驚いたのが無料で読める産経新聞


探ってみると、ヤッパという会社がその仕組みを提供している模様。


そのアンテナを立てながら、生活をしていると、かなりひっかかってきます。


日本では、ipadはザンネンながら来月の5月末に発売となりましたが、その特集でも、やっぱりヤッパという会社がとりあげられ、社長の伊藤正裕さんがインタビューに答えていました。


その伊藤さんのお話をいつか聞きたいと思っていたところ、実にいいタイミングで


オープンフォーラム「技術者が語る、テクノロジーと新時代のメディア」


のオープンフォーラムのパネリストとして参加されることを知り、参加してきました。



男の育児休暇とっちゃいました、ワーク・ライフバランスでいこう!


メディアで、今後、どのような技術が登場し、それによってどのような新しいメディアが誕生するのか?


がテーマで、ディスカヴァー21さんから


電子書籍の衝撃 (ディスカヴァー携書)/佐々木 俊尚
¥1,155
Amazon.co.jp


といった本が売れている(私も買いました)ぐらいの旬なテーマです。


伊藤さんの話は、誰よりもわかりやすく、切れ者社長という感じでした。


出版業界がこれからどのように電子化に進むかについては、音楽業界と例に挙げて話していました。


そういう切り口で説明されると、その場にいた人は、おそらく出版業界の2~3年後がどこに落ち着くか、容易に推測できたかと思います。


またヤッパの現在の取組みの1つとして、


バイスに振り回されない


があるようです。


これは、iphoneユーザとしてかなり理解しやすく、docomoさんのスマートフォンに進出するのに、全てやり直しではないあたり、いままでのやり方と違うように感じました。


「いままでのやり方と違う」といえば、エンドユーザへの展開が従来と異なるとともに、取材方法も製本方法などもいままでと違うやり方になると伊藤さんは話していました。


ヤッパの電子化は入稿してから、1~2時間で電子版としてリリースできるのだから、確かにそうだと思います。


雑誌は一度発行したらおしまい=買ったままでおしまい


ではなく、常に進化する可能性があるあたり、


紙ではなかった楽しいこと


があるといっていました。


また、


新しいビジネスモデルが必須になる


ともいってました。


注目は、なんといってもipadによる実演。


テレビや雑誌とは違って、生で見るipadはとてもすごかったです。


ipadというか、Appleのファンになってしまいました。


プレゼンがうまく、またその下準備もしっかりしており、ファンになってしまいました。