野口悠紀雄さんに会ってきました!
野口悠紀雄さんに会ってきました!
こちらの本の刊行記念のイベントです。
野口悠紀雄さんっていえば、「「超」整理手帳」で有名な方。
どういう物の考え方をされるのか、一度話を聞いて学びたかった方です。
お話のテーマは大きく3つ。
1)紙との関係
2)考えること
3)クラウド・スマートフォンと日本社会
印象的だったところをまとめておきます。まず1)について。
「デジタルオフィス」は「ペーパーレスオフィス」じゃないっていう話から。
デジタル=ペーパーレスというのは良く聞きますが、実際に業務をしながら、そんな時間に割くことはできないですよね。
また、デジタル化しているのに、「紙」の利用は減っていないという話も。
なぜ、紙が減らないか?
それは、紙による手書きが最も早く、PCでも入力という観点では勝てないからと話されていました。
まとめて、
入力・出力・一覧性は紙にまだ勝てる物はない!
と。
余談で、「デジタルオフィス」はしようと思ってできるものではなく、野口さんはGoogleメールを使っていたら自然と出来たって話していました。
ただし、日本の多くの会社では、Googleに秘密を握られたくないということで、まだまだ利用がすくないとも。
さらに、3)に関しては、クラウドとスマートフォンは中毒性・危険性が高いという話をご自身も利用者という観点から話されていたが興味深かったです。
話も興味深く、また、進行時間も予定通り。
さすがだなぁ。