日興AMファンドアカデミー夜話会2 「プロに聞くお金との付き合い方」に行ってきました!
日興アセットマネジメント株式会社さん主催のイベントに参加しました!
前回は6月開催の
日興AMファンドアカデミー夜話会 「プロに聞くお金との付き合い方」に行ってきました!
に参加したのですが、今回はその第2弾、
日興AMファンドアカデミー夜話会2 「プロに聞くお金との付き合い方」
でして、
参加社は@前回6月のイベントに参加した人」限定でした。
では、参加くレポートをさっそく!
テーマは、
「資産運用、何からどう始める?」
でした。
講師の汐見さんから、冒頭、こんなお話がありました。
「本日は、投資のテクニックはお伝えしません」
投資に関しては、個人個人やり方が違うという背景からおっしゃっていました。
「本日お伝えしたいのは、投資の本質です。これは5年後も10年後も皆様に役立つものです」
考えたら、投資に関する情報は、インターネットでも本でも、テクニックが多く記載されています。
それがないとアクセス数や売れ行きが伸びないからなんでしょう。
その一方で、「そもそも」論の本質に関して学ぶ機会はなかなかありません。
少なくとも私は一度もありませんでしたので、今回のイベントはとても良い機会となりました。
また、投資を専門家に任せてしまうことについても汐見さんは話されていました。
「専門会に任せることはダメではないが、自分に合った専門家を見つけることは極めて困難」
これも腑に落ちました。
自分の身近な例で申し訳ありませんが、
美容院で自分に合う美容師さんに巡り会う機会
ってなかなかないですよね?
しかも、ようやく見つかっても、
その人の事情でいなくなってしまう(辞めてしまう)
こともあるでしょう。
投資もそういう感じなのかなって汐見さんのお話を聞いていてそう思いました。
・資産運用の3つの手順について
手順1)「いくら資産運用に回すか」その額を決める
手順2)手順1で決めた額を「何に投資するか」を決める
手順3)資産運用を「どう続けるか」を決める
・3つのポケット
次の3つのポケットの説明がありました。
①貯蓄ポケット(いざというときに備えるお金)
→預貯金・MMF
②資産形成ポケット(将来に備えるお金)
→投資信託
③トレーディングポケット(なくてもいいがあれば楽しめるお金)
→株式投資
・地域と種類での区分け
かなりわかりやすいスライドで説明がありました。
地域で「日本」と「海外」で分けるのは為替リスクの有無(海外だと円高で損になる)があるということです。
・投資信託を解約するタイミング
①資産運用の目標を達成したとき
②どうしてもお金が必要になったとき
×値下がりしたとき
・なぜ「値下がりしたとき」に解約しないかの理由
①「世界のGDP」は伸び続ける
2012年 2030年 2050年
人口 70億人 80億人 90億人
GDP 70兆$ 180兆$ 370兆$
→その「世界のGDP」と「世界の株価」は長期的に見ると連動している
→人口増加はGDPをさらに増加(日本だと実感できないが)
→人口増加の国のGDPが増加し、さらにそれを狙う他国の成長がGDPをより増加させる
②値下がりの大きな下げは、本来不要なところまで下がってしまうので、そのリバウンドがある
→市場にずっといることで、そのリバウンドに乗ることができるが、株の売買のように市場に出たり入ったりするとその恩恵を受けれない
・株が上昇する中国、暴落するロシア、それぞれで直前に兆候があったか?
→両方ともなかった。
→良い材料ばかりだと、悪い材料が1つでも入ってくると、極端に下がってしまう傾向がある
→悪い材料ばかりだと、良い材料が1つでも入ってくると、極端に上がってしまう傾向がある
ポイントを列挙しただけですが、「投資の本質」がしっかり身についたように思えます。
日興アセットマネジメントさん、貴重な時間、ありがとうございました!