いろいろあって育児パパ、卒業しました


7年ぐらい前は、

「男が育児する」

というのは相当珍しく、結果、いろいろとメディアに取り上げてもらったのですが、ここ数年、ようやく卒業できた感じです。


実際、男性の育児は最近、多く目にしますし(たとえば土日のスーパーでベビーカーを押しているパパは最近多いでしょう?)、あまり珍しくなくなってきたようです。

また、自分の場合、育児を放棄したっていうことではなく、育児は続けているのですが、子どもも成長すると自分の時間が増えてきたことと、さすがに7年ぐらい続けると、育児の効率化も出来て、時間に余裕が出来てきました。



元々、育児は、海外のビジネスパーソンと同じように、それを仕事に活かすことができればいいなって思ってのチャレンジでしたので、最近は、育児パパからシフトチェンジし、ビジネスパーソンとして取り上げてもらえることが増えて、とてもうれしいです。


ですが、この切り替え、実は相当苦労しました。



男性の育児に興味がある方は、


仕事をある程度犠牲にする(orあきらめるor放棄する)という悲劇のストーリー


が非常にわかりやすく、で、これは、ある意味では正しいです。



ただ、自分はそこで終えたくなかったので、次のフェーズとして「その先のいつか、仕事に活かしたい!」っていうのがあったのですが、そういう実績がなく、取り上げてもらうことはあまりありませんでした。

(また、さらにその次のフェーズもいろいろと考えてはいますが・・・)




2年前に営業に異動して、それなりに実績を残すことが出来たので、最近は、その不思議具合を取り上げられてもらうことができているように感じます。



・何で前職を首になったのか!?

・40歳前の異動での悩みはなかったのか!?

・営業なのにゴルフをしなくていいのか!?

・営業なのに夜のおつきあいしなくていいのか!?

・営業トークを学ぼうとしてなぜ落語家に修行を受けたのか!?

・以上の疑問からアンタはアホじゃないのか!?



ってな感じな不思議が。



流された方が楽なのに、あえてそうしなかったことによる苦労はものすごくありましたが、それで今があるのだと思うと、なかなかステキなサラリーマン、しているかな。