ビジネスアナウンサー修業(4/6回)「もっと上手に話すには、上手に聞くには」

2011年にシステムエンジニアから営業に社内異動。



人見知り+内向的で普段はほとんど話さない性格だったのですが、「これではいかん!」と思って、きちんと話し方の勉強をしようと決意。



せっかくなので、プロのアナウンサーから話し方を教えてもらおうと



話し方練習帳 基礎編表現力を磨くトレーニング

を申し込みました。



さて、全6回の講座の第4回目は、

「もっと上手に話すには、上手に聞くには」

がテーマでした。



では、授業のまとめです。


■間違いに気づき、それを直すことが大切
たとえば、次の3つでアナウンサーの基礎的な良くある間違いについて学びました。

 キラ星のごとく(キラ、星のごとく)
 他人事(ひとごと)
 神々しい(こうごうしい)




■しゃべること
 事前に考えて、覚えると、結局忘れてしまう
 ↓
 話したいことをいくつか決める
 ↓
 (でも、それだとあがるし、まっしろになることも)
 ↓
 【テクニック】全てを忘れてスタートする
 ・スタートテクニック
  初心者:転記の話からさぐる
  上級者:準備せずにスタート→相手のインパクトが大
  高級者:具体的な言葉を出さずに会話していく





■実践!人の話を聞いて良いところを見つける

宿題となっていた2分スピーチの実践を行いました。
→相手に希望をかなえてもらうテクニック
 ホメるところはホメ、それが半分過ぎたところで、自分の希望をいう
・上司は、常に相手の立場を考えたあげないとダメ



受講者のクレーム対応テクニックとして、

「クレーム対応は、相手の気持ちに対する謝罪だけ」

といったことの学べました。



■スピーチの注意点
・緊張しないとむしろダメ

・サプライズは用意しないとダメ



■その他の学んだこと

・年寄りの良いところ:他人にない体験による開き直りと説得力

・若い人の語り:ツライ
 →俺はすごいぞっていうのが少しでも感じられてしまうとおしまい。上に立っての話はダメ
  →むしろ、聞いてくださいというビクビクした謙虚さ。とにかく上に立たないようにする


・自信のない話はバレる
 →それをはじめに言ってしまうと、自分が楽になる(自分が楽になる方法をいくつか考えておく)


・顔で笑って言うことを聞かなかった先生
 →でも、それを上の人は分かっている・・・

・スピーチのテクニック
 用意したアイディアの披露
 あるあるネタ


・伝えたい気持ち
 まず、これがないと相手には伝わらない


・話す前に何を言いたいかを決めてから話す

・「あがらば、あがれ」という強い強い気持ち

・自分の言葉で!(専門用語や難しい言葉はダメ!)


・基本テクニック
 結論をトップに、そのあとに具体例
 文章は短く!(長文は相手の理解を苦しめるだけ)

・中級テクニック
 出だしで注目させる「効果的な一言のあとには、間をとって見渡す!」
 頷いている人に向かって笑顔で話せ

・プロテクニック
 前もって準備、ぶっつけ本番はダメ
 準備したものを本番で捨ててのぶっつけ本番
 終わったら厳しく反省
 同じ過ちは二度としないことを誓う


---


--



最後に、先生の体験として、


複数の仕事を持つとすべて一生懸命になる


という話がありました。現在も先生はいくつかの仕事を掛け持っているということですが、定年してもそういう経験をいまなお実践している一言はとても重みがありました。