レバレッジ人脈術 [ 本田 直之 ]
先日読んだ「人に好かれてうまくいく「愛嬌力」」の祐川京子さんと共著の本田直之さん。
レバレッジシリーズの著者というのは知っていたのですが、今回初めて読むことに。
レバレッジ人脈術
いろいろとセミナーに参加して、名刺交換もしていたのですが、それっきりで人脈は全然形成されていない気がしていました。
人脈は大切だという漠然とした意識はみなさんお持ちだと思います。
「出会いの大学」など本を読みました。
そういう本の著者は人脈の大切さは書かれているのですが、その根源(なぜ大切なのか)に関して書いているものはいままで出会いませんでした。
また、テクニックが多く、実践してもしっくりこなくて…。
それで、いつしかこう思うようになりました。
「人脈を形成できるひとはやっぱり特別なひとなんだろうな」
さて。前置きが長くなりましたが、この本は今まで違う本です。
こういうふうにすればうまく行くハウツー本ではなく、なぜ人脈が必要なのかをきちんと書いています。しかもはじめのP2から。
逆に、こういう人脈の形成方法はダメっていうのもP47に書いており、新鮮でした。
1)名前もいわずお願いする
2)相手の都合を考えない
3)自分の話しかしない
4)意味のない紹介をする
5)お願いばかりする
6)メンターになることを頼む
あぁ、自分は全部通ってきた道でした。だからダメだったのかっていうのを痛く理解できました。
非常に驚いたのがP25の
ギブはダメでコントリビューション(貢献)がおすすめ
その理由は今まで出会った本にはない、おそらく今後も本田さん以外の本には書いていないだろうある意味痛快さがありました。
これからの人との接し方、自分のアピール方法に関して180度考えを改めることができた本でした。
この本のすばらしさを一言でいうと、
マイッタ
に尽きます。