数字のツボ [ 山田真哉 ほか ]
決めつけ、常識破り、ざっくり
ってなんじゃそりゃ…
なんて思っていたのですが、なかなか面白かったです。
数字のツボ
山田真哉さん以外にもさまざまな方が執筆していますが、共通しているのが「数字」。
それぞれの専門家が得意分野を誰でも理解しやすいような内容になっています。
例えば、ムダな会議について。
何も決定しない会議はムダっていうのは良く聞きますよね。
それが具体的で、例えば8人の会議を1時間したら、その工数から金額はどれぐらいかかるか、光熱費を入れるとさらにどれぐらい増えるか。
また、一人当たりの業務時間を8時間とすると、一人が1日なーんにもしないのと一緒なんですね。
こういった説明を受けると現実味を帯びてどうにかしないといけないって思います。
これはP114から説明がありました。
また、インド式九九って少し前に流行りましたよね。
それが出来るかどうかっていうことではなく、インド人は偉いっていう一言で片付けるのではなく、なんでそういうことをインドの方はしているのかを考えることが重要です。
これはハードワークをしないショートカットでの仕事をすることにつながります。
ちなみに、こちらはP77あたりに書いています。
良く耳にすることや一般的なことを理解することは大切ですが、それを「数字」というフィルターで見ることも大切なんだってい勉強になりました。