考具 [ 加藤 昌治 ]

考えるための道具、持っていますか?

と副題があるのですが、みなさんどうですか?

考具
考具


P71で槇原敬之さんの歌が引用されたり、飽きずに一気に読むことができます。

P74ではフォトリーディングについて書かれています。

1冊の本で自分にとって役立つ部分は4~11%ということです。

加藤さんがこれに衝撃を受けた以上に、自分も衝撃を受けました。

P84にはシャープさんが成功した「選択と集中」の方法に分解を入れた

「分解」→「選択」→「集中」

知らず知らずに「分解」しているのですが、その必要性を明確にしているあたり、好きです。

最後に、企画の考え方がP170に表であります。

What
How
Who
Why
When
Where
HowMuch

この順番と特に「WhatとHow」の必要性は一読されることをおすすめします。

また、それを理解した上で、企画書作成のテンプレートを作っておくといいんでしょうね。

とてもアイディアの道具が多く紹介されているのですが、一気に自分の物にしようとすると消化不良を起こしそうなので、何回も読んで徐々に自分の物にするのが正解なのかも。