企業とNPOの子育て支援協働推進セミナー、行ってきました!
企業とNPOの子育て支援協働推進セミナーに行ってきました。
ワークライフバランスコンサルタントの知識をグレードアップさせるため。
場所は、表参道の東京ウィメンズプラザ。
ものすごく地図がざっくりでした。
はい、道に迷いました。
都内なのに道に迷うシリーズが連載できそうです。
ようやくちいて、会場の案内を発見!
今度は地下1Fなのに、地下2Fまで降りてしまい、迷いました。
今回は、ワークライフバランスコンサルタント養成講座の小室淑恵先生が基調講演されるということで、養成講座第1期生の同級生「社労士&コーチさくら 」さんと一緒に参加です。
遅刻することを見越していたのか、席をとっていてくれたので、とても助かりました。
大きく、次の4つの構成でした。
1)主催者挨拶
10分の予定がすでにここからかなりオーバーしていました。
区のフォーラム実行委員で、はじめのあいさつは絶対に短くしようっていっていた意味がよく分かりました。
2)基調講演 小室淑恵さん
WLBコンサルタント養成講座で、知識はすでに頭に入っていたのですが、さすが、小室さん、話がうまく、何度も同じ話を聞いているのに、飽きずにあっというまに時間が過ぎていきました。
人事の方が多いこともあり、経営者をWLBに上手く巻き込み事例が6つあげられていました。
どれもこれも、すばらしいテクニックでした。
例えば、興味がなければ、回覧にWLBの特集を入れて、意識してもらうなど・・・
異議あり!
そんな経営者はその段階で失格のように感じました。
小室さんファンがたくさんいたようで、この講演が終わった後かなりの人が抜けました。
3)調査報告
待った!
資料を読み上げるだけなのですが、ここであえてやる意味が全く分かりませんでした。
現実、この報告は1時間ぐらいあるのですが、ひとがどんどん抜けていきました。
4)仕事と生活のハーモニー(パネルディスカッション)
ファザーリング・ジャパンの安藤さんが進行役で、4人のパネリストさんが登場しました。
・大和証券の方・・・かなり組織的な感じを受けました。トップダウンでとてもうらやましく思うのですが、社長が交代したら、どうなるんだろうと思いました。
・パナソニックの方・・・製品の説明のような感じもしましたが、松下幸之助さんの経営方針「経営は人なり。ものをつくる前に人をつくる」には感動しました。
・NPOの方・・・キャリアレンジ さん。育休で抜けた要員にシニアを代替として考えるっていうのは発想がすごく、さらにすごいのは、それを現実の物にするところまで考えている部分です。私自身が、区の男女平等フォーラム実行委員で、シニア世代と仕事をしており、一緒に仕事をする難しさを経験しているので、かなり深いところまで考えていることを印象としてうけました。ちなみに、シニアとかシルバーというネーミングがよくないと思います。ゴールドなんていうのがいいと思いました。
・政府の方・・・すごく頭の切れる方でした。ものすごく驚きました。
4人のディスカッションで育休取得にはインセンティブをっていう話がありますが、育休取得経験者の現場の意見をいうと、個人にインセンティブがなければ、会社の為になんて、育休は決してとらないんじゃないかなぁって感じました。
【残念だったこと】
・スタッフさんのトランシーバーの受信音声がかなり大きな音で講演を妨げていたこと
→来訪者のケータイっていうパターンはあったのですが、スタッフの業務トランシーバーっていうのはありえないぐらいがっかりでした。
・時間が予定通りではなく、けっこういい加減な配分ですすめていたこと
→名だたる方が控えているのに、全体的に押し押しになっていたのはよくないと思います。
内容が濃すぎるのと、ものすごく暑い日だったので、帰りはクタクタになりました。