臼井由妃さんの「いい仕事をする人の3つの断り方」から得たこと
この本、かなりゆっくりと自分の環境と置き換えて読んでいた為、ようやく読み終わりました。
勝間和代さんの「断る力」を以前読んで、そのとおりに実行していたのですが、あることに気が付きました。
それは勝間和代さんだからしていい断り方なんじゃないだろうか?
って。そういう意味では、自分なりの断り方がこの本から得ることができました。
「はじめに」の部分で強烈に感動したフレーズ、それは
「本来、大切にしなければいけない時間と人たちを、失うことになる」(P5)
と、書いていました。
これって、私のWLB(ワークライフバランス)の基本的な考えでもあります。
また、P34には「自分を高めてくれる人に出会い、チャンスに出会う確立も高まる」とあります。
この部分を読んで、近いうちに会いましょうという人とこちらから、誘うことができました。
相手のことを考えすぎてしまうので、人見知り+小心者なので、なかなかそういう勇気がでなかったりする人なので。
さらに、臼井さんの人柄がでていて、とてもステキな言葉がP42です。
「断った方がいいとか断らない方がいいとかいう問題ではなく、自分がどう思われるかではなく、長い目で見て、自分がどうなりたいか」
つまり、自分軸を自分でどう考えるかということだと思います。
そうそう、P77には、お客様のドレイとなっている方には、必見です。断ることでどうなるかのBefore・Afterがうまくまとまっています。
中盤は、実例を含めたテクニックが書かれています。
・丸投げはしない(P85)
・面と向かっていわない(P87)
・断った時のフォローを忘れない(P96)
・不利な時は沈黙と質問を使う(P131)←これはすごく効きます!
P109では、自分を含めてビジネスのゴールを取り違えているかたこそ、悩み・失敗してしまうことに対する処方箋のようなことが書かれています。
会社の究極の目的:お客様の注文を増やし、売り上げを上げ、利益を増やすこと
というのを自分のビジネスの目標として少しでも当てはまる方は必見です。
P147には使おう7Sと使っちゃダメ5Dについてまとめています。
7S:さすが、すごい、最高、ステキ、すばらしい、尊敬、そこまでは
5D:できない、だって、だけど、ダメ、でも
という感じです。(正確な表現はP147のイラストとともに見てください、すごいです!)
とはいってもこんなに覚えきれないなぁと思ったところ、P178。
「ダメ」とは言わず「ありがとう」
少しずつですが、そういう努力はしていますが、こういう断り方はとてもいい関係を生みます。
読み終えて、最初のサインしてもらったページを読み返しました。
「一日一生」
と書いてあります。
今日できることは今日、臼井さん、この気持ちを忘れません。