サラリーマンの実名活動
先日、有名サイトで実名でブログをはじめる一歩手前まで行ったのですが、結局、見送りました。
サラリーマンがプライベートで実名活動をするのは、どうか?
ということに関してはこの1ヶ月間ずっと考えていました。
結論としては、リスクがかなり高いです。
といっても、別に悪いことをするのでもなく、就業規則に違反するでもありません。
なのに、リスクが高いというのは、たとえばこんな場合が身近にありました。
メルマガの配信でミスって、CC送信。
購読者のメールアドレスを読者に分かるように配信してしまった。
これは、「個人」的ではすみませんよね。
問題なのは、そのメルマガを読者が会社のアドレスで登録していた場合。
その読者は会社のアドレスを私用で利用していたことが公開されたことになります。
つまり、連鎖的に「個人」レベルではすまされなくなります。
会社には迷惑をかけないからいい
と思っていても、このように思わぬ落とし穴があることをいくつか発見しました。
もう1つ、サラリーマンとしては大きな理由として、転職の足かせになります。
現在の会社の就業規則で大丈夫だとしても、将来の転職する会社の就業規則で問題になることがあります。
つまり、将来、働きたい会社が見つかったときに、実名活動がデメリットになるケース。
もちろん、メリットに働くケースもありますが、デメリットになることもあり、それはそのときになってみないと分からないということです。
なかなか難しいですね。
ちなみに、「実名」という「手段」にばかりこだわっている会社さんが結構多いのですが、大切なのは「コンテンツ」なはず、ですよね。