日興AMファンドアカデミー夜話会 「プロに聞くお金との付き合い方」に行ってきました!
日興アセットマネジメント株式会社さん主催のイベントに参加しました!
子どもに「お金の教育」をしようとお金の勉強しようと思いつつも、最近、自分の勉強がメインになってきたので、ここで、時間を割いて、イベントに参加してきました。
その開催場所はなんと、六本木の「東京ミッドタウン」!
そのビルの会場はこんな感じで、なんか、その場にいるだけで頭が良くなりそうな場所でした。
普段は一般向けに解放していない場所で受講できるのもこのイベントの魅力の1つでした。
ちなみに、机の上には資料と、ipad。そして、お水にコーヒー、ドーナツ。
至れり尽くせりって感じで、なごやかな雰囲気での1時間半でした。
会場は、若い人が多く、また女性も多かったです。
(若い人もお金に関心があるというのは、ちょっと意外だったかも。
さて、内容ですが、まずは、年金の全体像の説明から。
なんか社会の授業で昔習ったような気もしますが、自分事として聞くと頭に入ります。
・年金制度は3階建て
・国民年金を土台に、厚生年金(公務員は共済年金)、その上に、個人年金
国民年金は、受給するときには「基礎年金」と名前が変わるのは、はじめてしったかも。
話は老後に。
アンケート結果では、「将来のゆとりある生活」に必要なお金は
約37万円/月
※ただし、夫婦での総金額
で、実際に平均支出は、
約27万円/月
※ただし、夫婦での総金額
ってことです。その内訳も配布資料にはありましたが、例えば食費は
6.2万円で、1食で換算すると680円
ということです。
一般的には3000万円ぐらいが老後に必要
ということですが、でも、自分の老後はそうかというと、長寿になっていることもあり、厳しい・・・。
で、話は戦後からの年金制度についてに。
日本の年金は相互扶助で成り立っており、具体的に。
戦後は1人の老人を12人で支えていたものの、
現在は1人の老人を2.6人で支えて
いるということです。
そして、これを維持するための5つの方法の話へ。
1)年金額を減らす
2)支払額を増やす
3)若い人を増やす
4)運用で増やす
5)新しい税制度の導入
こういう背景を理解しておくと、政治のニュースが分かり易くなります。
講師の方の話にもありましたが、日本もアメリカやドイツのように67歳、68歳での支給開始になってしまうかもしれませんね。
さらに、年金の話が深くなります。
年金は物価と連動している
ということで、これも学生時代に社会科で習った気がしますが、今日まですっかり忘れていました。
前半は、かなり厳しい現実を目の当たりにしましたが、参加して良かったのはこのあとです!
受講者も若い人が多かったこともあり、話が一点して明るい方向になります。
「いままでの話をきいてじゃあ、どうするか?」
その答えは、「時間」です。
つまり、我々はまだ老後になるまで、時間があるということで、それを活かす具体的な話がはじまります!
具体的には、「貯蓄」と「投資」の話になるのですが、その心構えに関しても言われるとあたりまえでも、言われないと気付かない多くのアドバイスがありました。
例えば、「投資は途中のストレス(暴落)がツライ」っていうのは、まったくその通りです。
でも、長期で考えると、例えそれで損をしても、「自分がどれぐらいのストレスに耐えられるのか?」を学ぶことができます。
今回のように、かなり中立的かつ一般的なお話を専門家に聞けるチャンスはおそらくないでしょう。
そういった意味では、とても勉強になりました。
ただし、前提として老後も日本にいるというのがあるようにも感じました。
本当に先が読めない時代に、その前提が逆にネックになることもいつかはくるような気もしています。
そういうリスクについても、この講座で考えるきっかけになったのは、とてもよかったとも感じています。
日興アセットマネジメントさん、ありがとうございました!