山口絵里子さんに会ってきました!



株式会社マザーハウス
代表取締役兼デザイナーの山口絵里子さんに会ってきました!



こちらの本・・・



自分思考/山口 絵理子



¥1,300

Amazon.co.jp






の刊行記念イベントです。



イベントには、取締役副社長の山崎大祐さんも登壇し、司会進行をされていました。

(はじめは講談社の編集の方だと思っていました・・・)



トークイベントだったのですが、まず最初に、自社の説明を非常にわかりやすくコンパクトにまとめた映像を見ながらにしてトークしており、進め方がとても上手だなぁって感じました。



その後、



・原点に戻るスケッチブックの話

・ビジネスモデルは当初10人中10人が全て否定するものだった



という会社スタートのお話から、次第に社員が増え、



・仲間とは最終ゴールだけは共有する



という山口さんの経営者としての考え方へと。



それから、生き方の話に。



中でも印象的だったのは次の3つです。





1)「自分の役割」にたどりつくと楽になる


 うまくいかないとき、そもそも「自分の役割」は何なのかというところに戻るのは、あまり考えてこなかったので、大きな気づきを得ることができました。





2)大切なのは理念。やり方にこだわってはダメ。



 山口さんのお話を聞いて、なるほどなぁって思いました。



3)肩書きにこだわらない。「○○だから、××しちゃダメ」という先入観をもたない。


 新入社員のときに、先輩に言われたことを思い出しました。

 「自分は新人だから・・・っていうことは考えずに、やろうと思ったことはやり、ただ一方でプロとして行動しなさい」







山口さんも「スタッフの一声に救われる」と話されていましたが、これって大切です。

同じく私が新入社員だったとき、厳しい先輩がいて、怒られてばかりでした。(今思うと、当然のことを指摘しているだけなんですけどね)

それを周りで見ていた違う先輩が「あの人の指摘をこういう解釈して、元気なくさずにもう一度やってごらん」といったいつも的確なアドバイスをしてくれたこと、思い出しました。





他にもいろんなお話を聞けました。



・夢は雲。「夢を叶えると幸せ」なんて誰も言っていない

・悩むことはネガティブなことではなく、大切なこと

・「こうあるべきだ、こうすべきだ」とはいわず、「好き、嫌い」という





山崎さんの絶妙な進行もあり、あっという間の1時間でした。







ちなみに。



ちなみに、山口さんの雰囲気、なんだかうちの娘(おねえちゃんの方)に似てます。



山口さんのこういう生き方っていいなって素直に感じ、また娘にもこういう生き方してもらいたいとも感じました。



そういうこともあり、



自分の娘が20歳になったときに、今回刊行された本をプレゼントしよう!



と思って、最後に山口さんに娘へのメッセージを本に書いてもらいました。





でも、娘が20歳になるには、あと14年も先。



年齢的に、パパのいうことを素直に聞く年齢でもなさそうだし、そのとき、パパはひょっとしたら生きていないかも。



そういうことを考えると、最高のプレゼントになるんじゃないかなぁ。





20歳になった娘が、この本を読んでどう思うか、この先14年分の楽しみを山口さんからいただいた1日でした。



山口さん、山崎さん、ありがとうございました!