立川志の輔さんの落語論
日テレ「心ゆさぶれ!先輩ROCK YOU」
という番組で、立川志の輔さんが出演されていました。
ちょうど、落語を勉強中だったので、志の輔さんの落語論に関して、番組から得た情報をまとめてます。
実際に落語を見に行った際に、私も気付いたのですが、落語の舞台(高座)には、何もありません。
座布団と、屏風ぐらい。
ただ、それが逆にいいと志の輔さんは話していました。屏風すら、それはその枠の中でお客さんがイメージしやすくしているものだと。聞いている人に全てを委ねているとも話していました。
また、番組では、アメリカのスタンドアップコメディと落語の比較。
スタンドアップコメディは、セリフに誰が言ったかを説明するが、落語はいらない。これを実演されており、なるほどって思いました。
さらに「落語は役になりきってしまうとできない」とも。役に入り込んだら、何役もこなせないですからね。
そして、師匠の立川談志さんの話も。
師匠からは四席しか習っていないものの、基本にはかなり厳しかったそうです。
最後に、その師匠からの大事なフレーズ。
「お前は何が言いたいんだ
言いたいことがないやつの話を誰がきくんだ」
現在、自分が営業に異動となり2年目。
このフレーズがなんか心に響きました。