「初対面の相手も、おもわず本音をもらす アナウンサーの質問レシピ」で読書勉強
ゴールデンウィークということもあり、アナウンサーの勉強を何かしようと思って、こちらの本で勉強しました。
この本にもありましたが、牛窪さんは
日々の仕事をもっと充実させるために、コミュニケーションの力を高めたい
と思い、会社勤務しつつ、NHKのアナウンサースクールに通った
ということです。
「あぁ、なんか自分に似ている・・・」
とかなり共感しました。
さて、いくつか本から学んだことをメモしておきます。
・人は動くものに神経が集中しやすので、・・・身振り手振りには注意しましょう。(P17)
確かに、ものすごく身振り手振りする人っていますよね。
・自分への質問をポジティブな言葉に変えてみる(P23)
なるほど、自分にネガティブな質問をしてしまうと、気持ちが萎えます。
・人と会う前の緊張を解く特効薬:緊張を「ワクワク感」に変える(P28)
これは、やはり自分の経験が少ないのか、なかなかそういう気持ちになるのは、難しい・・・。
・「会話ノート」(P36)
収録したテープからノートにおこすということですが、そこまで苦労して振り返っているんですね。
・大切な方に会う前には、時間を作りにカフェに(P43)
美味しいケーキと紅茶を楽しんで、リラックスした気分になってから相手と会うとのこと。これは利用できそうです。
・自分の気持ちをリセットして相手と向き合うことはマナーの一つ(P45)
・「質問する」ことで精いっぱい。相手の話をじっくり聞く余裕はありませんでした(P49)
この2つは現在の自分にはできていませんでした。
・「最終的には相手から何を聞き出したいのか」という質問のゴールを考える(P49)
この考え方には、気づきませんでした。
・自分が聞きたい質問の順ではなく、相手が答えやすいと思われる順(P50)
・基本は「相手が喜ぶ質問をすること」(P49)
実際に、インタビューがうまい方はこのようにしていますね。
・聞き手が先に緊張をほぐす方が、質問しやすい雰囲気になれます(P53)
会った瞬間に笑顔、と本にはありますが、女性の場合でないと難しいかも。
笑顔は敵ではないという意思表示らしいです。
・会話が難しい4つのタイプとその対処法(P63-69)
おしゃべり好きな人
口数少ない人
本筋からずれてしまいがちな人
遠回しに話す人
・・・の4つのタイプに関して攻略法が載っていました。
順に、
ダイレクトな質問
~ということですよね、という助舟
少し話が戻りますが・・・という点を詳しく知りたいのですが
ずばりいかがでしょう?
といった感じで攻略するそうです。
・1回の質問に一つのキーワード(P94)
・相手のテンポに合わせる(P95)
・「間」は強調したいキーワードの直前にとることで、相手に効果的に伝わります(P123)
・相手のキーワード+αの言葉を添えて質問する(P129)
・感謝の一言+次につながるひと言(P156)
具体的なテクニックが書かれておりとても勉強になりました。
読みやすいものの、じっくり考えながら読むと、結構、読み応えのある1冊でした。