稲盛和夫の実学―経営と会計 [ 稲盛 和夫 ]

インフルエンザの看護中に読んだ本の1つです。

稲盛和夫の実学―経営と会計稲盛和夫の実学―経営と会計
著者:稲盛 和夫
販売元:日本経済新聞社
発売日:2000-11-07
おすすめ度:4.5
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稲盛さんの本は初めて読みました。

P21で、稲盛さんの経営学会計学の原点にある基本的な考えについて書いています。

原理原則に則って物事の本質を追究して、人間として何が正しいかで判断する


P50には「資産」について。
税務上は資産であっても、それが役に立たないものであれば、処分。その判断を経営者がしなければいけないとあります。


P90で、稲盛さんがなぜ投機を行わないかが書いてありました。


P121には「管理会計」と「財務会計」の違いがあります。
管理会計」は経営を管理するための役割であり、「財務会計」は企業の業績と財務状態を正しく外部に報告するためにあると書いています。


中にはちょっと中堅社員としては難しい内容もありましたが、経営者の視点がよく分かる1冊でした。